初めての熱性けいれん(突発性発疹症)でビビった話です。
熱性けいれんのことは、妻から聞いていたので知っていたのですが、
詳しいことを調べていなかったので焦りました。
実際になったときはいつも冷静な私が取り乱しました。
しかも、けいれんが起きたのが年が明けた元旦!
1月1日(月) 朝 熱があることに気づく。
14時ごろ 39度以上の熱が続いたため、坐薬を入れる。
20時になっても熱が引かないため、再び坐薬を入れる。
この時、インフルエンザが流行っていたので、インフルエンザの心配をしていた。
まーくんは、ぐったりきてる感じ。
ミルクを240mlあげた後、まーくんの寝る準備をしていた。
ミルクを飲んだ後、吐くかもって思ってたけど、何も問題なかった。
22時20分 熱が一向に下がらないため、まさしの首の後ろを冷やそうかと冷やした瞬間に泣いた。
そしてすぐにけいれんが始まり、両腕に力が入り、固まった。
呼びかけても反応しない。次に白目をむいて口から泡を吹き出した。
⇒このとき、「まーくん!まーくん!」って大きな声で呼び掛けました。
後で知ったのですが、大きな声で呼びかけるのはNGらしい・・・
このままけいれんが続いた。その時間は約3分くらい。
さすがに怖くなり、22時25分に救急車を呼んだ。
妻が救急車に乗り込み、私が搬送先の病院まで車で向かった。
病院は1月1日ということもあって、
救急外来の患者が何組かいた。
まーくんはすでに落ち着いている状態だった。
念のためインフルエンザの検査をしてもらった⇒結果はOK
坐薬を処方されて500円払って家に帰った。
家に着いたのが日が変わって1月2日の0時30分。
寝かせるために、まーくんの服装を整えていると再びけいれんが始まる。
病院の先生から、24時間以内に再びけいれんが起きた場合、すぐに病院に来てくださいと言われていたので、0時35分に再び救急車を呼んだ。
救急隊はさっきと同じメンバー(汗
同じ病院に搬送される。
すぐに救急に通されて検査の準備。
CTとレントゲン検査。
そして、入院決定!まじかー(汗
個室の部屋(まーくんが泣きまくるので個室以外選択肢はなかった)を取って、部屋の準備をしてもらっている間に救急のベッドにまーくんを横にする。
その待っている間もけいれんを起こした。すぐに先生を呼んだ。本当にまーくん苦しそう。
親がよく言う、「代われるものなら代わってあげたい」という言葉を本気で頭の中に浮かんだ。
部屋の準備ができたので、病棟に移り、髄膜炎の検査で腰あたりから髄液をとる。
ギャン泣き通り越して今まで聞いたことのない泣き声だった。髄膜炎検査が3時に終わる。
4時までの検査後1時間は安静にしておかなくてはならないので、まーくんを常時監視していた。
頭をあげたり起き上がったりするようなら押さえ付けないといけない。
その後、入院のため妻は泊まりの準備やお風呂に入るために一度自宅に帰った。
その間、私は病院でまーくんの付き添いをしていた。
入院スケジュールは、以下の通り。
8時 朝ごはん
12時 昼ごはん
15時 おやつ
18時 晩ごはん
20時 面会最終時間
21時 消灯
飲んでた風邪薬はけいれんに良くないので
飲まないように先生から言われた。
1月2日(火)朝7時に病院に妻がキャリーバッグに荷物を詰めて戻ってきた。
キャリーバッグ内はとても綺麗に整頓されていた。
疲れている中、シャワーも浴びて、この短時間で荷物を完璧に整えて戻ってきたのはとても感心した。
私は自宅に戻り、シャワーを浴びたり、上の子の勉強を見ていた。
その間、妻のおばあさんは部屋の掃除などしててくれた。
その後、上の子は妻のお母さんやおばあちゃんが見ててくれた。
9時に血液検査。午前中には全ての検査結果が出て、全て異常なし。
突発性発疹の可能性が高いと言われる。
点滴を打っているせいでおしっこが大量に出るため1時間半に一回はオムツを替えて、うんちも夜に二回した。
オムツを替える時にまーくんが暴れまくるので、うんちの時はさすがに看護師さんを呼ばなくてはならない。
夜にいつも通りミルクを200ml飲んだ。
1月3日(水) 朝8時の先生の検診で発疹が少し見つかる。
40度以上の高熱が続いたので坐薬を入れることに。
妻は病院でずっとまーくんを診ててくれて、私は午前中に上の子の冬休みの宿題を見ていた。
その間、おばあさんは昨年買ってあったおせち料理を今日の昼ごはん用に準備しててくれた。
私は昼に病院へ行き、妻と一緒に昼ごはんのおせち料理を食べた。
まさか病院でおせち料理を食べるとは考えもしなかった。
妻は昨夜、ほとんど寝ていないので、食欲があまりなかった。
夕方くらいから熱が37度台に。坐薬のおかげなのか?
熱が下がってくれば、これから発疹が増えて行く方向に向かう。そして胸あたりに発疹ができ始める。
夜のうちに、首、お腹、背中に発疹ができてくる。
このあたりから再びけいれんが起きることも考えられるので、注意が必要。
この日の夜は私が付き添う予定だったが、まーくんがママが抱っこしないと泣き止まないので、泣く泣く私は帰ることに。
妻は相当疲れているので、私は次の日は朝8時に病院に来て、交代することにした。
この日、ミルクを200ml飲んだ。
1月4日(木) この日から会社の人も多く、朝は少し混んでいた。
9時に血液検査してNaの値は変わらず正常で他も良好。
1月4日 13時5分 血液検査の結果が良好だったため、点滴が外される。
まーくんは、手に付けられた点滴がとれて、少し自由になった。
熱も坐薬の効果が切れていても上がってこないので、アイス枕も回収される。
この日の昼間はずっとぼーっとしてる感じでよく寝ていた。
あまり泣かなかった。元気は無さそうだけど、ご飯は全て完食している。
抱っこしようとすると、泣いたり、不機嫌な感じ。
夕方までに発疹は上半身で全体的に発生し、太ももあたりにも発疹が発生。
17時 体温測定で37.6度。
点滴が取れてからおしっこの回数がいつも通りに減った。
夜中も一回オムツを替えるかどうか。
ただ、4日の朝5時からうんちをしていない。
夜中は明日から私が仕事なので妻に付き添ってもらった。
1月5日(金)私は仕事のため、妻がこの日は病院につきっきりとなった。
発疹は顔にも膝下にも広がり、全体的に広がり赤みがかっている。
そんな中、病室は出ていいと先生から言われた。プレイルーム(おもちゃがある場所)にも行っていいみたい。
まだ発疹が出ているのに大丈夫だろうか?
この日の夜からお風呂に入っていいと許可が出た。
およそ4日ぶりのお風呂だ。
髪の毛と身体を病室のシャワールームで洗った。
防水のエプロンを借りたが、足元が結構濡れた。
夜中はおしっこは減っているが、何回も起きて、ゴソゴソやっている。特に泣くわけでもない。
1月6日(土)朝にはまーくんの発疹が少し薄くなってきた。
朝の体温は36.5度。
朝ごはんを食べた後、
9時45分 最後の血液検査。
問題ないか確認する血液検査。
血液検査の結果
異常なし。
1箇所だけ上がっている数値はあるが、
徐々に下がって行くとのこと。
咳止め、鼻水、痰がよく切れる薬を処方してもらった。毎食後に飲む薬。
1月7日(日)朝の8時に久しぶりのうんちをした。
あまり量をしていないので近いうちにまたうんちするかも。少し水っぽいうんちだった。
顔に発疹がボツボツできていたが、今朝には薄くなっていた。
薬が効いているのか咳をほとんどしなくなった。
今日は夜が救急病院になっているため、夜の看護師さんの人数が少ないらしい。
夜にお風呂に入るとすぐに対応してもらえないかもしれないので、
16時から小児浴室を予約してまーくんと一緒にお風呂に入ることにした。
夜中は救急病院のため、救急車の音や入院する子供の泣き声で病棟は大騒ぎだった。
妻は眠れなかったようです。まーくんは普段通り^ ^
1月7日(月・祝)朝ごはん食べて、退院手続きを病室でする。
9時20分 先生の回診。
9時30分 退院
1月10日に外来で検診して最終となる。
1月10日(水)検診
問題なし!
今回の7日入院してかかった費用は、
入院費が58,720円。
でも、医療保険に加入していたため、
医療保険が入院一時金が50,000円
入院手当 5,000円×7日=35,000円
保険は全部で85,000円支給された。
複雑性の突発性発疹・けいれんのため
次にけいれんするようなことがあったら、
すぐに救急車を呼ぶようにと言われた。
単純なら様子見でいいみたい。
複雑性というのは、単発の1回ではなく複数回痙攣が発生することのようです。
以上が初めてのけいれんでした。
けいれんが起きても焦らずに見守って、
短時間に複数回起きたら、救急車を呼ぶのがいいです。
単発でも初めてなら躊躇せずに救急車呼んでもいいレベルのようです。
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